法人破産・再生について Q1

Q.会社を経営していますが、経営が不振で、多額の負債を抱え支払えそうもありません。
  破産するしかないのでしょうか?

 

A.

 借金の支払いを別にして、収入と借金支払い以外の支出とのバランスはどうでしょうか?

 借金さえなければ黒字か、または、工夫次第で黒字になる、という場合には、民事再生や会社更生などの「再建型」倒産手続きを採れる可能性があります。
 これは、裁判所の手続きを通して、債権者に一部債権のカットをしてもらい、借金支払いの額を減らして会社を存続させていくための手続きです。
 債権者の理解が得られなければなりませんが、条件が整えば、財政を健全化させて会社を存続させることが可能です。
 
 一方、借金がなくても収支自体が赤字であり、これを改善する方法もない場合で、もう支払いを継続できないとすれば、通常、破産等の「清算型」倒産手続きをとることが考えられます。
 この場合は会社(法人)は消滅する方向に進みます。
  
以上は主に法的な倒産手続きを説明しましたが、このほかに、場合によっては、債権者と個別に交渉して債権額のカットや支払い条件変更を認めてもらう等の方法(私的整理)も考えられます。