労災について Q4

「労災の後遺障害の等級認定に不満がある場合どうすればよいか?」
Q. 職場での事故で、手首などに怪我をしました。
 治療をしましたが後遺症が残ったので、主治医に診断書を書いてもらい、労災の手続をしたところ、労働基準監督署で後遺障害14級の認定を受けました。
 ただ、自分の怪我は骨折もしている上に、手首関節が極端に曲がらなくなっており、後遺障害の程度としてはもっと重いのではないかという疑問を持っています。
 労災の等級認定に対して、不服申立ができるのでしょうか?

 

A.

1 不服申し立てできます。
   労災保険給付に関する不服申立をする場合は、決定を知った日の翌日から60日以内に審査請求を行う必要があります。
   この審査請求は、もとの決定(処分)をした監督署を管轄する各都道府県労働局の管轄審査官に対して行います。

2 審査請求をした場合、新たに提出した資料や、場合によって労働局が調査を行うことにより得られた情報をもとに、元の決定が変更される場合(例えば、後遺障害についてより思い等級が認定されることなど)があります。もちろん、元の決定のまま変わらない場合もあります。

3 審査請求を行う際には、自分で行うときはまずインターネット等で審査請求書の「様式」等を参考にするのが良いでしょう。

4 より効果的に審査請求を行うためには、自分の症状について、労災における後遺障害等級認定の基準にあてはめて何級とみるのが適当か、ということをしっかり検討することが大切です。
  これには、
 ・ 労災における後遺障害等級認定の基準がどのようなものか
 ・ その基準に合っていることを証明する為にどのような証拠が必要か
 ということを見極める必要があります。 
 このポイントを整理して考える際に自分で判断が付きにくい場合は、弁護士に相談することが有効だと思われます。