スタッフのコラム

小学生時代の8月6日 (弁護士 村上英樹)

 私は、兵庫県篠山市(当時は、多紀郡丹南町)で小学校時代を過ごしました。

 緑豊かな田舎で、夏休みと言えば、学校のプールと広場での野球や山登りなどに明け暮れていました。

 私の通っていた小学校では8月6日は登校日でした。

 広島に原爆が投下された日であることが理由ですが、登校して観た8ミリビデオは、「神戸大空襲」のビデオなどです。

 子どもの頃は正直、ワクワク楽しい夏休みに、なぜわざわざ学校に来させて、こんな残虐なビデオを見せて、暗い気持ちにさせるんだろう、と思っていました。

 けれども、社会人になって思うのは、もちろん、戦争をしないこと、平和そのものへの念願というのが第一にありますが、それだけではなく、戦争がなくても色々現実は大変である中で、(自分も他人も)命あること、命を大切にすることが何より大切だ、ということをちゃんと教育の中で考える機会を与えてもらってよかった、ということです。

 戦争と平和の教育だけではなく、今は、震災など災害と人命についての教育も増えてきています。どちらも大切なことです。

 命を大切にしようということを実感できる機会はこれからの時代ますます大切だと思います。

 自分が大人になった今、次の世代の人たちが、命を大切に輝かせることができるようになるには自分に何が出来るかを考えて、自分なりに仕事やそれ以外の活動をしていきたいと思います。

                                            (弁護士 村上英樹)