スタッフのコラム

デジタル遺品~弁護士村上英樹

 「デジタル遺品」

 聞き慣れない言葉でしょうか?

 それとも,「最近テレビなどで耳にしたことがある」言葉でしょうか?

 

 遺産相続の案件は,私のよく扱っている分野の一つですが,最近は遺産の中にも,故人のパソコンやスマホを調べなければ存在が分からないものが増えています。

 以前でしたら,預金なら

預金通帳

がありました。

 証券会社なら,必ず

郵便で「残高報告書」

が届いていました。

 ですが,今は,預金でもネット銀行ならば「通帳」が発行されません。

 証券会社でもネット証券会社をはじめ「郵便物が送られない」サービスがあります。

 

 確かにペーパーレス,画面で瞬時に残高確認,スマートで便利でいいのですが,突然亡くなってしまったとき,

「本人しか分からない」財産

になりかねない,という場合が増えつつあります。

 

 それが「デジタル遺品」と呼ばれるものです。

 ネット上で全ての情報が管理されるというのは便利なことなのですが,いざというときのために,「自分の財産(ネット上のもの含む)の情報」をエンディングノートなどの形で書き残す(これは結局「アナログ」ですね)必要は益々大きくなっています。

 先日,この「デジタル遺品」をテーマとした研究会に行ってきた記事を,私個人のホームページのコラムにしましたので,興味のある方はご笑覧いただければ幸いです。  

→ https://www.hideki-m.com/column/1167/

                                    弁護士  村上英樹